Hello!ピー子です🦍
キャンプ場には「グラウンド」という選択肢があります。ここでは、【グラウンドの種類と注意点】についてピックアップしました。
「グラウンド」ってなに?という初キャンパーの方、ぜひ最後までお付き合いください😁
- グラウンドとは❓
- グラウンドの種類
- 初キャンパーが選ぶべきグラウンド‼️
雑談
筆者が初めて体験したキャンプは、千葉県の海沿いキャンプ場でした。時季は3月後半でなかなかの荒天っぷりでした⛈️ 雨・風・雷が発生し、2月並みの気温のなかの初キャンプ・・・家族全員、愛犬も連れてのキャンプだったのですが、寒さに震え、愛犬は雷に興奮し、あまり良い初体験ではありませんでした😔
キャンプグッズはなにひとつ持っていなかったので、「手ぶらでキャンプ」を選択し、すべて現地でレンタルをしました。(いま思うと酷いレンタル品の数々だったなあと思います😭)寝袋は夏用、微妙な輝度のランタン、常設テントと安価な焚火台がぽつんと置かれた内容でした。
そのキャンプ場は、荒天対策?としてウッドデッキの上にテントが常設されているサイトでした。当時は「そういうものか・・」と思っていましたが、よくよく考えると工夫してテントが設営されていました。ウッドデッキ区画としてサイトを利用する場合、それなりの装備が必要になりますよね。
『キャンプって装備にこだわるとホントにキリがありません』。我が家でも次々に購入した装備が宅配される光景を見て、子どもたちに懐事情を心配されるほどです。
今回のテーマであるグラウンドによって、事前に揃えるべき装備品も異なるので、しっかりとチェックしていきましょう!
それでは解説していきます!
グラウンドとは? ー大げさではなく実は重要なポイントー
わたしはこれまでのキャンプ経験から、以下の事実を導き出しました。
グラウンドを制す者はキャンプを制す!
よくある表現ですが、実は結構重要なポイントなのです。
キャンプ場の地面のこと。テントやタープを設営させる地面がどんな質かってことです。
キャンプを楽しく過ごせるか、一方ストレスになってしまうか、その決め手はテントやタープの設営です。筆者は何度も失敗しましたし、イライラしてしまうこともありました😠
そんな状況を解消することができたのはグラウンドに合わせた装備品を整えたから。以降テントの設営は楽しいものに変わりました。
- お気に入りの装備が汚れ、片付けや清掃に時間がかかってしまった
- ペグが刺さらず設営に時間を要した
- 寝心地が悪く不快だった
こんな状況になり、せっかくのキャンプが楽しめずに終わってしまうことも・・・😔
そんな可能性を排除できるよう、グラウンドについて把握しておきましょう。
グラウンドの種類
芝
ペグ | ◎ |
寝心地 | ◎ |
水はけ | ○ |
汚れにくさ | ○ |
特徴
芝生って寝転がるだけでも気持ちいいですよね!😁
でも芝生はキャンプ場にとって導入コストも管理維持コストもかかってしまう。そのため利用価格はどうしても上がってしまいます。様々なキャンパーが利用する上で芝生のコンディションも変わります。その影響で水が溜まりやすい場所があったりするので、テントを設営する際は芝生の状態を確認しましょう。傾斜や溝になっているところは避けてください。
ペグも天候さえ問題が無ければ基本的にはなんでも大丈夫!
上記画像は実際に行ったキャンプ場の画像ですが、靴を脱ぎ裸足で過ごしていました。(気持ち良かったなー👍)
芝生は上述の通り維持管理が必要です。キャンパーの方々も「芝を守る」意識が必要なので、焚火台の下には焚火シートを引くようにしましょう。
土
ペグ | ○ |
寝心地 | ○ |
水はけ | △ |
汚れにくさ | △ |
特徴
キャンプ場の土壌によってまちまちですが、天候さえ問題が無ければ芝生グランド同様、快適に過ごすことができます。
しかし天候不良の場合は、一気に過酷な状況になってしまうことも。水はけが悪い場合は、テント下に浸水した雨水が心地悪くなってしまい、ペグも浅いものだと効きにくくなる。テントなどキャンプ用具も汚れやすくなります。
土壌が悪いことはキャンプ場にとっても死活問題なので改良されていることがほとんどですが万が一の備えは必要ですね。
砂
ペグ | △ |
寝心地 | ◎ |
水はけ | ◎ |
汚れにくさ | ○ |
特徴
雨が降って海岸の砂浜に水溜りができていることって私は見たことが無く、同様に砂のグラウンドは水はけが良く、地面が身体にフィットするので最高な寝心地です。
デメリットとしては、ペグが効きにくいことですね。深いペグは必須であり、状況によっては大きめの石で固定する等の対策が必要かも。夏は熱がこもりやすく、風の強い日は砂が舞ってしまうことが難点。
砂利
ペグ | ○ |
寝心地 | ○ |
水はけ | ◎ |
汚れにくさ | ○ |
特徴
画像は細かい砂利と土のグラウンドだったのですごく快適でしたが、粗い砂利の場合は比較的頑丈なペグが必要になります。石がごろごろしているので、寝床にする場所の石は取り除くことをおすすめしますが、グラウンドシートを引いて保護するとより快適。砂利グラウンドも水はけは良いです。
河原
ペグ | × |
寝心地 | × |
水はけ | ◎ |
汚れにくさ | ◎ |
特徴
河原サイトは水はけが良く、汚れにくい。それはいいんですが・・・
ペグは使用できないと思った方がいいです❌。筆者は何本もペグをダメにしました。石を貫通させるほどの強度があるペグが必要です。多くのキャンパーはペグ代わりに石を使って固定しています。キャンプで使う紐のことをパラコード(パラシュートコード)やガイロープといいますが、この紐を使って石に固定し設営します。
画像を見ていただいた通り、寝心地は決して良くありません。快適に寝たい場合はコット(簡易的なベッド)が必須ですね。
ウッドチップ
ペグ | ◎ |
寝心地 | ◎ |
水はけ | ◎ |
汚れにくさ | ◎ |
特徴
ウッドチップのグラウンドサイトをほとんど聞いたことがありませんが、絶対快適に違いないと思います😁。ゆいいつ注意する必要があるとすれば火の取り扱いでしょうね🔥。機会があれば行ってみようと思います。
ウッドデッキ
ペグ | △ |
寝心地 | △ |
水はけ | ◎ |
汚れにくさ | ◎ |
特徴
ウッドデッキサイトの場合は通常のペグを利用することができませんので工夫が必要です。ウッドデッキペグという専用のアイテムがありますので、こちらを活用しガイロープで固定したり、ウッドデッキの外までガイロープを回してペグを打つ方法でも良いです。水はけは当然問題無いので天候を考える必要もありません。
安定してテントを設営させることができるので、キャンプ場の常設テントが設営されていることが多いですね。
まとめ:初心者が選択するべきグラウンド
断然、「芝」or「土」です‼️
まずはキャンプをちゃんと経験してほしいので。
ベテランキャンパーさんなら理解してくれると思いますが、ペグをハンマーで打ち込む感触とか音って良くないですか?😊 初心者の方であってもこの経験をして、汗をかいて設営したテントやタープだからこその素敵なキャンプライフだと思うので、ぜひ「芝」か「土」のグラウンドサイトを選択してほしいです。
「手ぶらでキャンプ」を推奨しているキャンプ場で、且つ設営補助をしてくれるところもありますので、検討してみてください。
以上でこの記事は終わりです。