【キャンプ初心者必見!】キャンプ場を選ぶときのポイント① サイトとは?

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Hello!ピー子です🦍

この記事では、【キャンプ場サイトの種類】 についてピックアップしてみました。

  • あなた自身がキャンプ場に何を求めているのか?
  • 誰と行くのか?
  • 装備は十分かどうか?

これらによって、キャンプ場サイトの選択は変わっていくので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事ではこんな疑問を解決します
  • キャンプ場ってどうやって選べばいいの❓
  • キャンプ場の「サイト」って何?どんなスタイルなの❓
  • 初めてのキャンプだけど失敗したくない‼️
目次

雑談

キャンプ場に行くとスタッフや関係者の方々とかならず話をするようにしているんですが、最近皆様から聞く話として、「コロナ禍が終息したことでキャンプブームも終了した」と仰る方が少なくありません。

たしかにコロナ禍ではキャンプが一時のブームとなり、「キャンプ場の新マナー」と題し、適切なキャンプ場での過ごし方ついて特集する雑誌をよく目にしました。

コロナへの警戒が解かれ、余暇の選択肢が広がったことで、「キャンプブーム終了」と認識される意見も一理ありますが、この時期にキャンプの魅力を知ってしまった方も実は多くいらっしゃるんじゃないかとわたしは考えます。

先日友人15人とグループキャンプに行ってきました。キャンプ経験者もいれば、初めての方も。またこのためにキャンプ用具を買い揃えた友人もいたくらいその温度差は一様でした。

皆さんから、「次回もグルキャンやろう!ぜひ計画を!」と声をいただいたのですが、一方主催者の反省点としてはキャンプ場選びに失敗した事・・・

キャンプ場を選ぶ際のポイントとして、まずは「サイト」という種類別にキャンプ場が成立していることを知っていただきたい!

そんな思いから記事を作成しました。

【重要】キャンプ場を選ぶ前に条件を洗い出そう!

記事の冒頭に記載しましたが、ここではキャンプ場に行く目的をしっかりと洗い出してみてください。

キャンプ場には誰と行くのか?

キャンプ場に誰と行くのか、しっかりと考えましょう。

ソロ、少人数、ファミリー、グループ、これら構成のいずれかでキャンプ場に行くことになると思いますが、当然計画段階で「誰と」という部分を加味し計画をされていることと思います。ソロであれば自身の心配をするだけで問題無いのですが、多人数で行く場合には多くのことを考えなければなりません。ここでは最も多人数になるグループキャンプを例に確認事項を挙げていきます。

宿泊について

テントか屋内施設か。屋内施設であれば男女数の内訳による予約が必要になります。キャンプ場によってはグループの上限人数を取り決めている場所もあるので、事前確認が必要。予算に関しては、屋内施設の料金設定が、「○人で○○円」としていることが多いです。そのため屋内施設の希望者が一人だった場合、負担が増えてしまうことも・・・

入浴について

シャワーで良いという方もいれば、入浴施設が無ければNGな方もいます。事前に確認が必要です。

レンタル品について

必要なものを現地で手配することができるか。こちらは後述します。

キャンプ参加者全員のスタイルに適合させたキャンプ場を選定する必要がありますので、グループキャンプの場合はキャンプ場が限定されることがほとんどです。また、早めに予約をすることとキャンプ場スタッフと事前に打ち合わせをしておくとキャンプの成功率は格段に上がりますのでおすすめです。

キャンプに何を求めて行くのか?

キャンプ場には何を求めて行くのか、こちらも事前に考えてキャンプ場を選定することで、キャンプの出来は変わってきます。

ソロであれば一人の時間を作るだけで良いのか、景色など雰囲気も求めるのか

ファミリーであれば子どもたちが退屈しないための周辺施設やキャンプ場内の特色など。

グループであれば、一緒に語り合えればいいのか、酒を楽しむためおいしい料理を作ってみようかなど。

なぜキャンプなのか、よく検討していただくとキャンプ場の選定に迷いが無くなり選択肢が限定されます。あまり多くのイベントを詰め込みすぎてしまうと成功率は下がります。キャンプ場には早めにチェックインして早めに設営し、のんびり過ごすことが醍醐味。あとは各々やりたいように過ごせればOKだったりします。キャンプ前に〇〇に行って(キャンプ翌日は〇〇で・・・など)とキャンプ以外の予定を組んでしまうと疲れてしまう・・予定は最小限にすることがおすすめですね。

キャンプ用具はそろっているのか?

キャンプ用具ってものすごい種類があり、こだわるとキリがありません・・・そのためキャンプ経験者が同行してくれると心強いです。

タープや焚火台、クーラーボックスやランタンなどすべてのグッズをレンタルする必要が無いことは頼もしいですし、使用方法がわかっている人がいることがすごく重要なポイントです。それでも不足しているものが無いか事前確認をすることは必須なので、経験者と相談することがおすすめです。不足しているものがレンタルできるのかについてもキャンプ場選びのポイントですね。

経験者不在のなかでキャンプを実施する場合は、まず経験・体験していただくことをおすすめします。多少割高ですが、「手ぶらキャンプ」キャンプ用具はすべて現地でレンタルし体験してみよう「手ぶらキャンプ」のサービスを提供しているキャンプ場は、良い意味でお節介なスタッフが多い😁。そこも活用しキャンプを楽しんじゃいましょう。はっきりと「初心者🔰であることを伝えてしまえば、手取り足取りアドバイスしてくれますよ。このコミュニケーションを仕事として楽しんでいるスタッフが結構いるんです‼️

以上3点はキャンプ場を選ぶ前に条件を洗い出しておくようにしましょう。この3点をしっかりと計画することでキャンプ場が絞られてきます。

さて、次項よりキャンプ場のサイトについて説明します。イメージしやすいように画像を付けましたので、なんとなく想像しながら確認してみてください。

1.オートサイト

キャンプサイト内に車やバイクで乗り入れることができる施設。

とにかく荷物の運搬が楽なのがメリット。キャンプは荷物が多くなってしまうことが欠点なので、それを補うことができるオートサイトは、グループキャンプやファミリーキャンプ向き。しかし、雄大な景色の中に多数の車が入り込むことになるので、自然を満喫したいキャンパーには不満につながることもあります。場内は制限速度を指定したり協力を求めてはいますが、車の動きには注意しましょう。

メリットデメリット
 荷物運搬が楽  車がキャンプ場内を走る 
天候不良でも柔軟に対応景観を損なう
 事故が発生しないよう子どもに注意 

2.フリーサイト

広大な敷地へ自由にテントを張ることができる。キャンプ場サイトの中では最も価格が安いサイト。テント・タープ数の制限を設けている場合が多い。新幹線で例えると自由席。景観のいい場所が多く、すでにベテランキャンパーが一等地を占領している場合が多いですね。良くも悪くも場所取りは早い者勝ちです。多人数でのキャンプが可能な場合が多いので、ファミリーやグループ向けなので賑やかな雰囲気になりがち。

メリットデメリット
 多人数向け 良くも悪くも場所取りは早い者勝ち
 価格がもっとも安い  ほかのキャンパーとのコミュニケーションが必要になる 
(メリットになる場合も) 
景観を保てる隣接のテントとのスペースが狭くなる
会話や騒音が気になるかも
人気キャンプ場で土日の場合は混雑必至!

3.区画サイト

利用可能なスペースが決まっているサイト。車1台分・テント&タープ1張分が確保されていることが多い。キャンプ場によってはBBQスペースや直火可能な設備を設けている場合もある。新幹線で例えると指定席。景観を確保するため植栽で区画の境界を設けているキャンプ場や、地面にロープを埋め込んだだけのキャンプ場など、区画の設け方はキャンプ場によってまちまち。

メリットデメリット
プライベートを確保することができるフリーサイトと比較し価格が高い
スペースが決まっているためカスタマイズしやすい景観が悪い場所になる可能性も
安心感がある地面に埋められたロープでの区画では隣接区画が気になるかも 
駐車スペースがあれば荷物の運搬が楽

4.ドッグフリーサイト(ドッグランサイト)

家族の一員である愛犬もいっしょに楽しむことができるドッグフリーサイト。周囲が柵で覆われているため、ノーリードで自由に駆けまわることができることが何よりも魅力的。またプライベートも確保しやすいので、犬を飼っていないキャンパーが利用されているケースも多い。筆者も犬を迎え旅行に行くことが無くなってしまったことからキャンプを開始。ノーリードで駆けまわる愛犬の笑顔には癒されます。キャンプ場によっては、愛犬専用プールや広大なドッグランがある場所もあります。

メリットデメリット
愛犬もいっしょに楽しめる犬同士の相性が気になることも
区画がしっかりしているしっかりとしつけがされている必要がある
プライベートが確保しやすい狂犬病予防や混合ワクチン証明書が必要になる場合もある

5.バンガロー・ロッジ・キャビン

屋根付きの屋内施設です。バンガロー・ロッジ・キャビンについてはほぼ同様の施設になります。使い分けがあいまいで言葉の響きからオーナーが選定している場合もある。基本的には「もっとも安価な屋内施設」との認識でいいと思います。電気が通っている程度でキッチンやトイレ、浴室は共同になっていることが多い。「テントは持っていないけど、キャンプを楽しみたい!」人向けの施設です。

※ ちなみに類似の表現で「ログハウス」という名称もありますが、ログハウスは”ログハウス風“という建物の構造の一種です。施設としての名称ではありません。

メリットデメリット
 屋内施設最安値 屋内にしては少し狭いかも
寝るだけの施設と考えた方がいい
雨天でも問題無い外部のキャンパーから丸見えなことが多い
1棟○円で設定されているため複数人での利用が必要

6.コテージ

一戸建ての建物を指します。キッチン・トイレ・浴室・寝具が整っていることが多い。バンガローの上位施設と考えていいです。価格が高額になりますが、ホテル並みの設備が整っており、最大のメリットは手ぶらでOKなところ。

メリットデメリット
屋内施設として設備が整い充実している価格が高め ホテル並みになることも
荷物が最小限で済む1棟○円の料金設定 複数人での利用が必要

7.グランピング

グランピング=グラマラスキャンピングの略称。豪華で華やかな。大きな常設テントにテーブルやベッドなどホテル並みの家具が配置されている。また冷暖房も完備されていることがほとんどであり、リッチなキャンプを堪能することができる。キャンプ場にとっては、魅力をアピールできる施設であり気合の入った特色あるつくりになることも魅力。別棟ですが、グランピング宿泊者の専用キッチンや専用シャワールームが完備されている施設もありました。キッチン用品や調理器具・食器も完備でホテル以上に充実していると実感。ほかにも専用の温泉施設やサウナルーム・専用プールがあるキャンプ場も。

メリットデメリット
キャンプ場最上位クラスの施設。豪華で贅沢なキャンプを堪能できる 価格も最上位クラス
キャンプ場ごとの特色ある設備を楽しむことができる

8.ティピー

ワンポールテントの一種でネイティブアメリカンの居住地として使用されていた伝統的な形状のテント。おしゃれで可愛らしいつくりのテントを基本的には常設しているキャンプ場が多い。日本向けに改良されて販売されています。

メリットデメリット
高身長の方でも腰を曲げる必要が無く快適スペースの中央に太いポールが・・
単純構造のため慣れれば設営は楽インナーテントが無いタイプが多く使用季節に制限
前室を設けることができないため雨天時はタープ必須

9.パオ

遊牧民の住居が原型で組み立て式の住居。中国→パオ モンゴル→ゲル と呼ばれています。円形で日本のキャンプ場では常設の比較的頑丈なテントとして活用されています。

メリットデメリット
頑丈な作りのため風雨を避けることができる重量があり、気軽に持ち運びはできない
密閉性が高い(季節によってはデメリットになることも)利用できるキャンプ場は限られる
特殊な建設技術が必要なため素人での設営は不可能

10.トレーラーハウス

通常の建物のような設備を整えていながら、タイヤによる移動が可能な車両型宿泊施設。限られたスペースを有効活用する工夫を施している。最近常設で構えるキャンプ場が増えている印象です。

メリットデメリット
手ぶらでOK意外と騒音が漏れる
内装も整っているため手軽に宿泊することができる宿泊施設としては手狭
冷暖房が完備されている

まとめ:キャンプ場を選ぶときは前提条件を確認した上でキャンプ場を決めよう

日本のキャンプ場で体験できるサイトの種類を紹介しました。

キャンプ場を選ぶうえでの前提としてまずは事前条件を確認しましょう。

  • あなた自身がキャンプ場に何を求めているのか?
  • 誰と行くのか?
  • 装備は十分かどうか?

そのうえでキャンプ場を選定すればおおよそ満足のできるキャンプ場を見つけることができます。

本来キャンプは不便を楽しむものですが、近年では充実したホテル並みの設備を投入し快適な環境を提供するキャンプ場も増えてきました。その環境に対し費用をかける顧客も増えており、キャンプに対する選択肢が広がっていることを実感します。最新設備のあるホテル並みのキャンプ場を選ぶのか、徹底的に不便を楽しめるワイルドなキャンプ場を選ぶのか、またその両方を兼ね備えたキャンプ場を選ぶのか、顧客の選択に応じることができるキャンプ場を探すことも楽しみの一つなのかもしれません。

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