大好きなゴリラについて

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Hello!ピー子です🦍

ここでは大好きなゴリラについてのプチ情報をお伝えします。

なぜ、ゴリラなのか・・・?

単純に私がゴリラの魅力に惹かれてしまったからです。ゴリラの特徴・性格・パワー・食生活など知れば知るほど魅力的です。どれほど好きかと言いますと仕事での徹夜明けに「一人で動物園に、ゴリラだけを見に」行ってしまうほどです。
ゾウ🐘・・・チラ見程度です  トラ🐅・・・素通りです   GORILLA🦍一直線!
ちなみにアイコンで使用しているゴリラは、ある写真家の方から、Twitterを通じ、アイコンとしての利用許可をいただいております。

① ゴリラについての豆知識

ゴリラの種類

ゴリラの種類は大きく分けて、ヒガシゴリラニシゴリラに分類されます。ゴリラはアフリカで生まれた固有種であり、わたしたち人間と同じ霊長類の仲間で、同じヒト科にも分類される身近な存在です。アフリカ大陸の赤道付近に位置する国々に生息しており、東側に生息しているゴリラをヒガシゴリラ、西側に生息しているゴリラをニシゴリラと呼ばれています。

マウンテンゴリラ(ヒガシゴリラ)

生息地:ウガンダ・ルワンダ・コンゴ民主共和国の国境にまたがるヴィルンガ産地の限られた地域。

特徴:胸が大きく体毛は漆黒でフサフサと長い。顔が短く、鼻の突起がない。

ヒガシローランドゴリラ(ヒガシゴリラ)

生息地:コンゴ民主共和国東部の高地と低地の熱帯雨林。

特徴:体が大きく、体毛が漆黒。顔が長く、鼻筋がすっきりしている。

ニシローランドゴリラ(ニシゴリラ)

生息地:ガボンやコンゴ共和国などの山林や低地。

特徴:体は茶色、灰色がかった明るい黒毛で、頭部は赤褐色の体毛。顔が丸く、鼻先に小さな突起がある。

クロスリバーゴリラ(ニシゴリラ)

生息地:カメルーンとナイジェリアのごく一部。クロス川の源流地域に固まって生息。

特徴:小柄だが、ニシローランドゴリラの亜種違いであることが判明。生息数が少なく、いまだ詳しいことはわかっていない。

ゴリラがいる動物園

日本国内では6施設でゴリラの飼育をしています。

🦍日本にいるゴリラはすべてニシローランドゴリラ

1.千葉市動物公園

住所千葉県千葉市若葉区源町280
入園料大人:700円(中学生以下無料)
開園時間09:30~16:30(入園は16:00まで)
休園日水曜日
URLゴリラにジャンプ
出典:千葉市動物公園

2.浜松市動物園

住所静岡県浜松市西区館山寺町199
入園料大人:500円(中学生以下無料)
開園時間09:00~16:30(入園は16:00まで)
休園日年末年始
URLゴリラにジャンプ
出典:浜松市動物園

3.東山動植物園

住所愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
入園料大人:500円(中学生以下無料)
開園時間09:00~16:50(入園は16:30まで)
休園日月曜日
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出典:東山動植物園

4.日本モンキーセンター

住所愛知県犬山市大字犬山官林26
入園料大人:600円(中学生以下無料)
開園時間10:00~16:00(季節により変更有)
休園日火・水曜日
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出典:日本モンキーセンター

5.京都市動物園

住所京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園
入園料大人:750円(中学生以下無料)
開園時間09:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日月曜日
URLゴリラにジャンプ
出典:京都市動物園

6.上野動物園

住所東京都台東区上野公園9-83
入園料大人:600円(中学生以下200円)
開園時間09:30~17:00(入園は16:00まで)
休園日月曜日
URLゴリラにジャンプ
出典:上野動物園

ゴリラが食べるもの

・果実

・樹皮

・植物の葉や根

・昆虫

お気付きですか ゴリラは肉や魚は食べません。それなのにあの体つき・・・ますます魅力的です😍

ゴリラの身体能力

・ゴリラは人間のように二足歩行も可能ですが、基本的には四足歩行です。歩くときは手を握って指の背(第一関節と第二関節の間)を地面につけるため、指の関節や手首の関節にストッパーの役目をする構造が発達しています。この歩き方を「ナックルウォーキング」と呼びます。

・腕力のパワーは、想像を絶するほど強く、グローブのような大きい手で太い竹を簡単に割ることができます。握力は人間の約10倍の500㎏といわれています。

・個体差もありますが、ロープを上手にわたる姿が目撃されるなど、足の指はロープをしっかりと掴める構造で、200㎏近い巨体でも二足歩行で綱渡りをしてしまうほどのバランス感覚があります。

・ゴリラの走る速さは、マウンテンゴリラで時速50㎞であり、オリンピック金メダリストよりも早く走ることができます。

人間の10倍にあたるパワー、人間の限界を超える走力、巨体を苦にしないバランス感覚、こんな魅力的なゴリラですが、肉や魚は食べません。どうやって身体が仕上がっているのか・・・気になって仕方がありません😍

ゴリラのドラミング

大人のオスは喉の部分から胸にかけて大きな共鳴袋が発達しています。息を吸って胸を膨らまし、交互に手でたたくと、ポコポコとまるで太鼓のように澄んだ音が出ます。その音は2km先まで響き渡り、遠くからでもどの群れや、オスがいるかが分かります。ドラミングは攻撃行動ではなく、周囲のゴリラに自分を誇示するディスプレイ。メスも子どももオスのような音は出ませんが、ドラミングで自己主張をします。

さらにドラミングには一連の動作があった!

ドラミングは9つの動作から成り立っていた。この動作はいつも決まって現れるわけではなく、いくつか省略されたり、違った動作が取り入れられることもある。 ①口をすぼめて、息を吸い込み高い声を出す(フーティング) ②枝や草をくわえる ③立ち上がる ④ものを空中に放り投げる ⑤胸をたたく ⑥足でけりをいれる ⑦突進する ⑧枝や草を引きずる ⑨地面をたたく

ドラミングは攻撃行動ではなく、コミュニケーションの一種であるといわれています

ゴリラの血液型

ゴリラの血液型はB型だけ⁉️といわれています。

しかし、これは誤った情報でした。すべてのゴリラが対象ではなく、ニシローランドゴリラがみんなB型とされています。ニシローランドゴリラの割合は、全ゴリラのうち9割以上といわれているため、「ゴリラはB型」の誤った情報がまわったのでしょう。実際、ヒガシローランドゴリラにはB型のほかO型も存在していることが分かっています。マウンテンゴリラはA型とO型しかいないそうです。

まとめ (ゴリラの生態から学ぶ、人間関係の考え方)

著者:山極 寿一 「人生で大事なことはみんなゴリラから教わった」より抜粋

本書最期のまとめ部分を抜粋しているので、「ゴリラの話は?」と疑問に思ってしまいますが、ぜひ読み込んでほしい一文です。

「友達をうまく作ることができない・・・」と悩んでいる方へ

【ピー子見解】

ゴリラをはじめ、我々人間と近しい類人猿は、「食事を分け合う」という行動がありません。しかし人間は、「食事を分け合う」ことのできる唯一の類人猿ともいわれています。それはどのような理由から進化をしたものなのでしょうか。この本で語られた結論としては、コミュニケーションツールの一つであるということです。友達をつくることが苦手な若い人が非常に増えている現代。コミュニケーションの機会が限られており、またその範囲が非常に狭くなっていると感じます。特にコロナ禍となり、学校での昼食時間は黙食となり、皆が同じ方向を向いて食事をしている。マスクを着けたまま会話をしているため、相手の印象が希薄。塾などの習い事で忙しく、交友関係を築く時間も限定的。どうしても友達をつくる時間が確保できないまま、大人になる人が増えてくるでしょう。年齢がいくつになっても「親友」のつくり方は同じなのではないでしょうか。

【本書抜粋】

良好な人間関係をつくるためには、自分の個性を発揮することと、相手の個性を知ることが大事である。それは言葉や情報だけでは得られない。直接会って、いっしょに時間をかけて何かをしながら感じるしかないのだ。 スマホやメールで情報をやり取りするのは、親しい友達をつくってからでいい。親しくなろうとしてスマホを多用しても、うまくいくとは限らない。相手が言ってることが正しいかどうか、相手がどんな気持ちで言っているのか、なぜこんなことを言うのか、疑いだしたらきりがない。相手の個性を知っていれば、情報をやり取りしながら相手の顔が浮かぶから、だいたいのことは想像できる。それでも、「百聞は一見に如かず」で、親しい相手が言っていることでも直接会っていっしょにその状況を確かめないと、思いがすれ違ったり、誤解が生じたりする。 現代はスマホやインターネットなどの情報機器を使って、付き合う人の数は増えている。ツイッターやフェイスブックで一度に数千、数万の人々と交信することも可能だ。しかし、だからといって数百人を超える人々と簡単に個人的な信頼関係を結べるわけではない。情報機器を通じて繋がる人々と、顔や性格を知って信頼関係を結ぶ人々とを分けて、ちがう付き合いをしなければならない時代なのである。 情報機器は頻繁に連絡を取り合うのには便利だが、信頼関係を保つにはやはり直接会って進行を深めなければならない。家族は長期間会わなくても信頼関係は切れないが、友達は会えなくなると関係が希薄になる。むしろ、親しい友人関係は、頻繁に遭うようになる新しい友達にとって代わると思っていた方がいい。 友達と親しい関係を持続させようと思ったら、互いに対等な立場でものが言えるような関係を築いてほしい。依存し合う関係を持ちすぎると負担が増え、それが互いの自由を縛る。信頼とは相手に過度の期待を寄せることではなく、互いが自立した存在であることを認めることによって強まる。そのうえで、直面する問題を共有することが大切だ。 個別の信頼とは意識してできるものではない。いっしょに何かをしながら感情を交わし合ううちに自然に立ち上がっていくものなのだ。そのとき、相手を見ている自分、相手に見られている自分に気づき、自分というものの輪郭が次第に見えてくる。だから、友達をつくりたいと思ったら待っているだけではいけない。積極的に自分を見せ、相手といっしょに行動することによって信頼の気持ちを抱くのだ。それは言葉や情報ではなく、体で納得するものでなければならない。 思春期は、どういう自分を自覚するか、仲間にどう支えられる自分を意識するか、ということがとても大事だと思う。でも、それができなかったらどうしよう、などと悩む必要はない。友達はつくろうと思えばいつだってできる。ただ、信頼を持つにはいっしょになにかをすることと、時間がかかることを覚悟しなければいけない。そして、相手にあまり依存しすぎず、あまり期待しすぎない、適当な距離を保つことが必要だ。そのためにはスマホなどの情報機器に頼りすぎずに、直接会って生き物としての個性を尊重し合うことに心がけよう。 親しい友達をつくる一番いい方法は、いっしょに食事をすることだとわたしは思う。前にも言ったように、食事は人間だけがつくりだした平和で対等な付き合いである。サルやゴリラの仲間である人間には、毎日食事をしなければならない生理的な事情がある。しかも、人間だけがそれを友達との関係をつくったり調整したりするコミュニケーションに使うことができるのだ。いっしょに食べることによって、相手との対面できる時間を長く持ち、相手の個性を知ることができる。個人的な話を通じて、相手の出身や成長の歴史や好き嫌いを知ることができる。初めて会う人でも、食事によって打ち解けて、次に何かを一緒にする相談まですることができる。こんな素晴らしい手段を使わない手はない。食事という手段を知っていれば、どこへ行っても友達をつくることができるのだ。 さあ、みんなゴリラのような負けず嫌いの心をもって旅立とう。それは新しい世界を与えてくれるかもしれないし、元いた世界を見直すきっかけになるかもしれない。いずれにしれも、旅立った君は新しい自分に気づく。それが自分を成長させ、そして世界を変えていく一歩になる。その生き生きとした流れに誇りをもって積極的に参加することこそ、人間の生きる意味なのだと思う。

著者:山極 寿一 「人生で大事なことはみんなゴリラから教わった」